2003年12月31日まで(写真をクリックすると大きくなります)


2003年12月29日 久々の大ヒット!

郊外にあるポルトガル・レストラン「ポーサダ」へ行ってきました。外壁のクリーム色にテラコッタの赤茶、それに深い青を足したトリコロールを基調にするステキなお店で、外観を見ただけでピンと来ました。家庭料理っぽいお料理もおいしく、気さくなオーナーとおしゃべりしながら、まるで友人の家にでもお邪魔したかのような気楽さでした。

前菜は大好物のポテトスープ「カルド・ベルド」、メインは「あさりのワイン蒸し」に。塩分控え目でないところが本物っぽく、スープに浮かぶポルトガル・ソーセージも健在。前々から知りたかった、刻んで入っている緑の野菜はな〜んと中華野菜の「白菜」(バッチョイと読んで、日本の白菜とは似ても似つかぬ10センチくらいの青菜)でした!このアジア化はポルトガルというよりマカオ風。夫はメインに「焼きイワシ」を。これがまたおいしい!つい「しょう油が欲しいな〜」と思ってしまいますが、レモンを絞ってももちろんイケます。

子供は3階建ての建物を上がったり下がったりしながらサッカーゲームに興じたりと、これまた楽しそう。一緒に行った友人宅のブラウニーだけが(基調色のテラコッタ色と青を押さえてるでしょう?)、つながれっ放しでちょっと気の毒でした。今度は舌平目やポルトガル風海鮮おじや(リゾットよりスープが多いです)にトライしてみます。美しい絵タイルの写真を撮っていたら、「誕生日に来ればプレゼントしてあげるよ!」とオーナー。これは要チェック♪ しばし、南欧気分にひたれた午後でした。(by みこと)














2003年12月14日 おいおい、香港人〜(^o^)ゞ

郊外のあるショッピングモールは、英系資本のせいか毎年おカネをかけてかなり凝ったクリスマスデコレーションを造ります。けれど今年のはちょっとばかり、「おいおい、香港人〜(^o^)ゞ」という感じでした。霜も雪も知らない彼らですから、飾り付けに冬や寒さが感じられなくても文句は言えないのですが、今年はツリーに思いっきり南国調の花が咲いて蝶まで飛んでるというもの!

童話を意識したらしく、「ジャックと豆の木」の巨大な豆の木まで登場して(写真には入らなかったものの、下の方には一生懸命に登っているマネキンのジャックも)、何でもアリ状態。他の場所には人魚姫まで!(いくらなんでも上半身裸は寒いぞ〜) プレゼントをもらうサンタさんの靴もいっぱいあってとてもキレイだけど、本来のコンセプトからはずい分かけ離れたものに。でも、写真が大〜〜好きな香港人たちは飾り付けの前で、一人で、カップルで、家族で・・と盛んに写真を撮っていました。彼らの足元の雪に注目。上には大輪の花が咲いてるんですけどぉぉ??(by みこと)










2003年12月4日 香港の伝統技術

香港を訪れた人がギョッとするものの一つに、建築中の高層ビルをすっぽり包む「竹網」とでも呼びたいような、竹の足場があります。(すいませんが、写真をクリックして拡大してみてください)これで30〜40階建ての高層ビルを建ててしまうのなど朝飯前で、3〜4メートルの竹竿をうまいことつなぎつなぎ、雲の上まで行ってしまいます。こんなアナログ技術がよくここまで残ったものだと感心してしまいますが、よほど費用対効果がいいのでしょう。私の記憶に誤りがなければ、日系ゼネコンが施工した香港を代表する超高層ビル「中国銀行ビル」も、確か竹の足場で造ってしまったはずです(写真右)。

何でも足場を組む職人さんは特殊技能ゆえ高給取りで、修行を積んだ末に免許皆伝となり、実際に免許制なんだそうです。終わると高いところから竹を真下にポンポン落とし、下で待っている人が空中でパッと受け止めるのですが、見ているだけで「失敗したら串刺し?」と背筋が寒くなります。しかし、不思議とその手の話は聞きませんので伝統技術として、末永く伝えられていくことでしょう。(ちなみに先日行った北京ですら、こんなものありませんでした)。 (by みこと)














2003年12月1日 善のオレ流

善は何事につけスロースターターです。3歳を目前にするまでオムツがとれなかったり、ガンガン食事ができるようになっても哺乳ビンを手放さなかったり、言葉も相当遅い方でした。でも、彼は次男。親の余裕が最初の時とは全然違うので、本人の気が向くままにさせてきました。ところが、今年のラグビーに限っては、今までの彼が大きく覆されました。パパがコーチするチームでプレーすることになったり、相棒に恵まれたこともあったりで、突然トライゲッターに変身し、去年までの訳もわからずにみんなの後を走っていた彼とは全然違います。昨日の大会でも3試合でトライ6回を決め、チームに貢献しました。

彼は丑(うし)年。中国人に言わせると、この干支は「牛気質」と言って最も頑固者なんだそうです。すべてにスローな代わり、いったんこうと決めたら頑としてそれを貫き通すのはいかにも善らしいです。今年は彼のスポーツ元年となったようで、サッカーを習い始め、今はグランドホッケーがやりたくて仕方ない様子。超〜イギリス贔屓なところも彼が譲れないところです。その次はクリケット? (by みこと)












2003年11月29日 スクールフェア

2年おきに開催される子供の学校のスクールフェア。要は文化祭なのですが、例年、文化よりも屋台やゲームで盛り上がることの方が多いのですが(初お目見えゲーム!↓)、今年はいつもより文化的プログラムも充実していたようです。・・・と、人事みたいに言っているのも、私も今年は自分でビーズのブースを出したので(といってもテーブル一つですが)、他の催しをまったく見ることができませんでした。人気の日本人ママによる日本料理コーナー(↓)にもちらりと寄れたぐらい。5年生の温は今年からボランティアでゲームコーナーの手伝いを始め、善も一人で自由にほっつき歩いてはガラクタを買い集め、夫も初のボランティアに参加し、四人各様に楽しみました。お天気に恵まれて良かった♪ (by みこと)












2003年11月27日 感謝祭の夜に

初めて本格的な感謝祭ディナーにお呼ばれしてきました。七面鳥の丸焼きで有名なこのお祝いには、今までとんと縁がありませんでした。招待してくれたアメリカ系イギリス人(節税の関係でイギリス国籍を取ったんだそう。昔は逆だったのにね)のピーターは、「昔は神と秋の収穫に感謝してたんだろうけど、感謝する対象は何でもいいのさ。友人でも身の回りのすべてのものでも・・・じゃ、乾杯!」と言って、ハイネケンのボトルを高々と挙げました。確かに神や収穫ばかりでなく、家族、友人、健康、毎日の平凡だけどつつがない生活、ペット、周りのあらゆる人々など、心から感謝したい存在に囲まれて私たちの暮らしは成り立っています。「1年に1回くらいそのありがたさに感謝しておごそかな気持ちで夕食をいただくことがあってもいいなぁ」と思いながら、私もワイングラスを挙げました。(by みこと)









2003年11月18日 さらば!ゲームボーイズ

秋の深まりとともに子どもたちが外で過ごす時間が長くなってきました。9月からサッカーを習い始めたこと、善がラグビーに楽しみを見出したこと、マンションに息子たちと同年齢の兄弟が越して来たことなど、いろいろな理由がありますが、6時を回って日がとっぷり暮れてしまっても、呼びにでも行かない限りは戻って来ません。マンション内のネコの額ほどの敷地でいつまでも外遊びに興じています。おかげで、ゲーム(と言ってもうちには「ゲームボーイ」しかありませんが)をしている時間が格段に減り、善に至っては家の中でもボールを転がして歩いている始末。バーチャルとはいえ、ボタン一つで「敵」を倒して進んでいくゲームというものが、まったく性に合わない西蘭夫婦にとり、とても嬉しい秋です。(by みこと)












2003年11月14日 日時計ネコ

ベッドシーツを取り替えようと、お昼前に自分のベッドに行ってみると、白猫ピッピがお昼寝の真っ最中(写真左)。それからも何回か行ってみるものの、同じ場所で同じ格好でZZZZZ。とうとう陽も傾き始め、動かないネコから長い影が伸び出す始末(写真中央)。1日20時間くらい寝てるとはいえ、この爆睡ぶりは見上げたもの。とうとう、洗濯する時間を逸してこの日のシーツ交換は断念。「ピッピ、キミの勝ちだ!」もう一匹の糖尿病トラ猫チャッチャも同様ながら、彼は温のベッドで縫いぐるみの犬と寝るのがお気に入り。帰宅して私の話を聞いて、呆れた夫が一言、「この〜、日時計ネコめ!」。(by みこと)









2003年8月31日 最後の夏休み

いろいろあった西蘭家の夏。明日から子供たちは学校へ。最後の1日は日曜日でもあったため、木陰の涼を求めて家族水入らずでピクニックへ。けっきょく、木陰でもうだる暑さでしたが、午後のほんのひと時をのんびり過ごせました。久々の緑と遠目には青く見える海。毎日あくせくしていると、こんな香港らしい光景もなかなかお目にかかれません。9月になって一人の時間ができたら、外に出ることにしましょう。計14年も住んでいながら、本当に知らないことがいっぱいの香港。今さらながら香港再発見にいそしむことにします。(by みこと)


2003年8月29日 夏休みももうすぐおしまい

プレステもなく、オモチャやゲームボーイなどのゲームも、お世辞にもたくさんあるとは言えない西蘭家。子供たちは夏休み中に時間をもてあますと、突然何かを作り始めたりしました。特に善にその傾向が強く、本人の希望でとうとう週一回、子供向けのアートスクールに通い始めたぐらいです。この日はゴミ袋で戦士の衣装を作りました。アイデアそのものは本のパクリながら、デザイン、ハリー・ポッターの剣にフリスビーの盾というのは二人の思いつき。ガラ〜ンとしたリビングでしばし、ちゃんちゃんばらばら・・。こういう夏休みもよかったかな?(by みこと)


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