>"
  


Vol.002 ■ 香港のキウイ

最近は誰彼はばかる事なく、「ニュージーランドに移民するの!」と触れて回ってます。こうやって言い続けていれば自分も他人もその気になって勢いに乗れるかも、という他力本願と、一人でも多くのキウイと知り合いになっておきたいという、密かな目的があるからです。こうして意識しなければ巡り会えないほど香港にはキウイが少なく、NZとも縁遠いとも言えます。

さてその結果、何人かのキウイを発見!まず去年の息子の担任の先生。20代の若い先生でしたが彼女のおおらかさ、ひたむきさに加え、学校から自宅まで30分近くかかる道を毎日歩いて帰るようなことを、軽くやってのけてくれるフットワークの良さには親子ともどもとってもお世話になりました。今でも彼女が里帰りする時にはペットのカメを預かる仲です。

同僚でも2人キウイがいることがわかりました。一人はラガーでたまたま夫のチームメートだったのですが、彼がキウイというのは新発見。もう一人はウェリントン生まれのチャーニーズ・キウイ。漢字の読み書きはできませんが広東語がペラペラなので見た目は香港人と見分けがつきません。でも改めて話してみると香港人とはずい分価値観も違うし、キウイ独特のあの「e」の音がとても強いアクセントもあることがわかり、これまた発見。

3人目は長男が行っていたスイミング・レッスンのコーチ。「日本食が大〜〜好き!」と言うのでよくよく聞いてみると、朝はうどん、昼はラーメン、夜はもう一回うどんか、そばか・・・っていうオバQの小池さんもビックリな、メン食い。そのため、この「食は香港にあり」と言わしめる土地で、ほとんど自炊しているらしいです。この夏は「冷やし中華」、「そうめん」、「冷やしタヌキ」あたりで釣って、あわよくば自宅のマンションのプールで(香港は暑いのでプール付きは珍しくもなんともないのですが・・・)子供たちに個人レッスンをやってくれないか・・・と、今から画策中。

西蘭みこと