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西蘭家の男たちはみなラガー




ミニラグビーは・・・大人もけっこう熱くなれます

毎年9月中旬から翌年3月中旬までの毎日曜日はミニラグビーで日頃運動不足の子供たちを鍛えましょう。

香港では土地柄、毎日のように土や芝生の上で思いっきり子供たちが走り回れる環境ではないので、週末を利用したスポーツが盛んです。特に香港が1997年6月30日まで英国の植民地だったことから、サッカー同様にラグビーも盛んです。サッカーは裾野の広いスポーツですが、香港におけるラグビーは、英国系(イギリス人、オーストラリア人、ニュージーランド人)を中心としたスポーツで、香港人、特にミニラグビー愛好者は中国への返還後から多くなってきました。子供たちを外で思いっきり運動させたい、と思うのは香港人も同じようです。

ここで紹介しているのは、タカがプレーしているThe Hong Kong Foot Ball Club(1886設立)のミニラグビーのサイト。満4歳から15歳くらいまでの子供たちが、楽しみながらラグビーボールに触れていて、長男は今期が5シーズン目、次男は今期が3シーズン目。私はそれぞれのコーチとして、息子たちをはじめ、多くの子供たちの成長をまじかに見ることができ、日曜日の朝9時から体を動かすことが辛い時もありますが、結構楽しんでいます。

見ていて面白いのは、普段は練習をただ見ているだけのお父さん、お母さんたちほど、試合になると熱中していることです。特に日本人にその傾向が強いと感じているのは私だけでしょうか?

by タカ



大人のラグビーは・・・これも面白い

ミニラグビー同様、毎年9月中旬から翌年3月中旬までがシニアーレベルのシーズン。シーズン中は週2回の練習と毎土曜日が試合になるので、出張の多い私は、試合のスケジュール次第で出張スケジュールを調整しています。但し、クリスマスから正月にかけては約1ヶ月間の中休みになり、旧正月前後も試合が組まれないので、クリスマス前の前半戦の疲れと怪我を癒せる余裕があるので体力的にはけっこう楽なのも事実です。中国への返還前は、英国系のプレイヤーが多く、それに比例してチーム数も多かったので、毎週試合をしていた記憶があるが、一昨年頃から余裕のあるスケジュールが組まれている気がします。はっきり言って、チーム数が減ったからに他ならないのですが・・・。

さて、私がプレーしているのはThe Hong Kong Football Clubという、香港では最も古い歴史を持つクラブです。ラグビーセクションには120名程が登録していて(ホンマかいな?)、6つのチームに分かれています。このクラブでプレーしている日本人は今シーズンは私を含めて4名ですが、最近は私が最も顔を出していないようです。(実は日本人最年長プレイヤーになってしまいました。)香港のラグビーは6つのリーグに分かれていて、Football Clubの6チームは、1部リーグに1チーム、2部リーグに2チーム、3部リーグに2チーム、5部リーグに1チームが登録され、それぞれのリーグで首位争いをしています。私は昨シーズンまで3部のSelectでプレーしていましたが、今シーズンは体がしんどくなってきたことから、ひとつ下の香港人中心のBullsでプレーしています。Bullsは本来は4部でプレーすべきチームですが、何故か今シーズンは5部に降格してしまい、昨シーズンまで3部(たまに2部のチーム)でプレーしていた私には物足りない部分もあるのは事実ですが、体力を考えれば結構妥当な気もします。

香港には白人系を中心としたチームのほかに、純粋な香港人チーム、そして日本人を中心としたチーム(1チーム)があり、それぞれのレベルにあったリーグで2回総当りのリーグ戦、カップ戦、7人制、10人制を戦います。ラガーにとって半年間だけの至福の時間です。

香港ラグビー協会公式サイト
Bullsの試合結果も公式サイトに掲載。Division 5のHKFC Bullsに注目を。試合結果はFixtures、さらにResultsをクリック。

by タカ